こんにちは。水玉あいです。
私は、株式、リート、株価指数CFD、FX等色々な金融商品に分散投資していますが、なかでもFXのリピート系自動売買は大のお気に入りで投資額は最も多く1,000万円程度運用しています。
そんな私が実際に利用している人気の3社を比較してみました。
なお、実際に約11.5か月運用した私の実績を下記の記事で公開していますが、ほとんどメンテナンスの手間がかからなかったのに年利(換算)が約18%と大満足の結果となりました。
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こんな方におすすめ
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FXのリピート系自動売買の3強比較(概要)
記事を書くにあたり、改めてリピート系売買について調べてみたところ、なんと現在10社以上がサービスを提供していることが分かりました。
大変勢いのあるサービスであることがわかりますね。
しかし、じっくりと調べると、ループイフダン、トラリピ、トライオートFXが3強であることが分かりましたので、この3つのサービスについて比較してみました。
機能面から評価すると、ループイフダンは初心者向け、トラリピは中級者向け、トライオートFXは上級者向けとなります。
つまり、ループイフダンの機能が最もシンプルで、トライオートFXの機能が最も複雑ということになります。
ただし、ループイフダンはトラリピを仕掛けるレンジ幅を設定できないため、リピート系自動売買で最も重要な資金管理がしづらいという最大の欠点があります。
そのため、初心者には、トラリピをおすすめしています。
なお、私自身最初のリピート系自動売買はトラリピのハーフ&ハーフであり、その後、トライオートFX、次にループイフダンというようにサービスの幅を広げていきました。
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詳細は記事内で記載しますね。
タイプ別おすすめ
トラリピ:
資金管理が容易で、独自の決済トレール機能もあるため、初心者~上級者向け。特に、リスク管理の面で初心者に最もおすすめ。
ループイフダン:
機能がシンプルなので、初心者にも操作しやすい反面、最も重要な資金管理がしづらいので、ある程度慣れた中級者~上級者向け。
トライオートFX:
設定を自由にカスタマイズして極めたい中級者~上級者向け。大きな額で投資する場合に手数料がお得になる。
マネースクエアのトラリピは、以下リンクから無料で口座開設できます。
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アイネット証券のループイフダンは、以下リンクから無料で口座開設できます。
インヴァスト証券のトライオートFXは、以下リンクから無料で口座開設できます。
FXのリピート系自動売買の3強比較(コスト)
投資をする上で取引コストは収益に直接影響を与えるため、必ず事前に確認すべき項目となります。
他社に比べて取引コストの高いサービスを利用する場合は、取引コストの高さに見合うメリットがあるかをしっかりと検討したいですね。
FXの自動売買で発生するコストは、大きくわけて手数料とスプレッドの2つがあります。
手数料:
新規注文および決済注文毎に必要なコスト。例えば、新規発注価格が100円で利益幅を1円と設定した場合、片道手数料が0.02円なら、新規取引価格は、100(新規発注価格)+0.02(片道手数料)=100.02円となり、決済発注価格は、100.02(新規取引価格)+1(利益幅)+0.02(片道手数料)=101.04円となる。手数料が無料なら、新規取引価格は、100円となり、決済発注価格は、101円となる。つまり、手数料が必要な場合は、得られる利益は同額だが、手数料分約定されにくくなる。
スプレッド:
売値と買値の価格差のこと。例えば、買値が100.05円で売値が100円の通貨を1,000通貨購入した場合、買った瞬間に0.05×1,000=50円の含み損を抱えることになる。
なお、スワップポイントも収益に影響を与えますが、スワップポイントは、固定値ではないため、ここでは省くこととします。
スワップ:
スワップは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差調整分。高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分のスワップ受け取りが発生する。逆に、低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップの支払いが発生する。買いスワップは通貨を買ったときに発生するスワップで、売りスワップは通貨を売ったときに発生するスワップ。
コストについて表にまとめてみました。
往復手数料(pips) | 1万通貨未満の場合 1万通貨以上は半額 10万通貨以上はさらに半額 50万通貨以上は無料 |
0 | 0 | 4 |
スプレッド (銭またはpips) |
米ドル/円 | 0.7 | 2.5 | 0.3 |
ユーロ/円 | 1.4 | 2.5 | 0.5 | |
英ポンド/円 | 2 | 4 | 1 | |
豪ドル/円 | 1.5 | 3.5 | 0.6 | |
NZドル/円 | 2 | 3.5 | 1.7 | |
加ドル/円 | 2.5 | 3.5 | 1.9 | |
スイスフラン/円 | 3 | 2 | ||
南ア・ランド/円 | 15 | 1.5 | 1.8 | |
トルコリラ/円 | 1 | 4.5 | 1.5 | |
メキシコペソ/円 | 0.25 | 0.9 | ||
ユーロ/米ドル | 0.7 | 2.5 | 0.3 | |
英ポンド/米ドル | 1.4 | 4.5 | 1.4 | |
豪ドル/米ドル | 1 | 2.5 | 1.4 | |
NZドル/米ドル | 3 | 2.5 | 2 | |
豪ドル/NZドル | 5 | 5.8 | ||
ユーロ/豪ドル | 2.5 | 2 | ||
ユーロ/英ポンド | 2 | 1.9 | ||
米ドル/スイスフラン | 2.3 | 2 |
まずは、手数料が無料のループイフダンとトラリピのスプレッドを比較してみましょう。
ループイフダンの公式サイトを見てもわかるように、ループイフダンは取引コストが安いことをウリにしています。
実際に多くの通貨でループイフダンはトラリピに比べてスプレッドが安いです。
ただし、トラリピは定期的にキャンペーンを実施しており、特定の通貨ペアのスプレッドがかなり安くなりますので、実際に運用する際は、キャンペーン内容も確認するようにしましょう。
「コストが安い」という理由でループイフダンを選んだのに、「実はコストが高かった」なんてことがないように、しっかりと理解して選ぶことをおすすめします。
私は、当時ループイフダンよりスプレッドの狭いカナダドル/円とNZドル/米ドルをトラリピで運用していました。
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続いて、手数料がかかるトライオートFXと手数料がかからないループイフダン・トラリピの取引総コストを比較してみます。
米ドル/円を1,000通貨取引する場合
トライオートFXは、トラリピと比べて、スプレッドが8倍も安いのに取引総コストはトラリピよりも高いという結果になりました。
ただし、トライオートFXは取引通貨量が増えるほど手数料が安くなるため、取引通貨量が多い人は、トライオートFXの方が安く取引できる可能性もあります。
FXのリピート系自動売買の3強比較(機能)
機能面では、トライオートFX、トラリピ、ループイフダンの順に充実しています。
つまり、トライオートFX、トラリピ、ループイフダンの順に取り扱いが難しく難易度が高いともいえます。
トライオートFXとトラリピでは、選択するだけでそのまま運用することが可能なプログラムも用意されているので初心者でも運用は可能ですが、その場合でも自分がどの程度リスクをとっているかをしっかりと理解した上で運用するようにしましょう。
ループイフダンの特徴
非常にシンプルなFX自動売買で、選択したトラップ値幅ごとに売買を繰り返します。
ループイフダンの売買の仕組み
ひまわり証券のループイフダンの動画ですが、売買の仕組みは同じです。
ユーザーが設定するのは、「どの通貨にするか?」「買いから始めるか売りから始めるか?」「注文を繰り返す値幅をどれにするか?(選択制)」の3点のみという非常にシンプルな仕組みからFXの投資信託とも呼ばれています。
なお、値幅を選択すると、自動的に利益幅も同じ幅に設定されます。
トラップ値幅:
次の注文までの間隔
利益幅:
注文から決済までの間隔
正直この機能は大変不便です。
利益幅の設定が利益に直結するため、最適な利益幅で運用することが非常に重要となるにも関わらず、利益幅はトラップ値幅と同じになってしまい、かつ、その値も決められた選択肢から選ぶしかありません。
さらに、最大のデメリットとして、ループイフダンは、トラップを仕掛ける値幅を自分で設定することが出来ないため、リピート系FX自動売買で一番重要な資金管理をしづらいというデメリットがあり、リピート系自動売買に慣れていない初心者向けではありません。
私は、新しい通貨ペアを試しに運用するときや、相場が不安定なときに一時的に運用するときに、ループイフダンを利用しています。
トラリピの特徴
リピート系自動売買の元祖です。
ループイフダンより設定の自由度が高く、レンジ値幅(トラップを仕掛ける範囲)、トラップ値幅、利益幅いずれも自由に設定できます。
トラリピの売買の仕組み
売り注文と買い注文を一度に設定することも可能で、ハーフ&ハーフというトラリピ一押しの設定を使うことでリスクを半分以下に抑えることができます。
また、リピート系自動売買は基本的にはレンジ相場に強いですが、トラリピ独自の仕組みである決済トレールを利用することで、 一方的に上昇または下落するトレンド相場でも高い収益を得ることが出来ます。
この仕組みはマネースクエアが特許を取得しているため、他のサービスでは使うことができず、大きなメリットと言え、私の運用実績を検証してもしっかりと利益を上げてくれています。
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【実績公開】トラリピの決済トレール機能は本当にすごいのか?
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さらに、トラリピには、口座を開設すると無料で使える「トラリピ運用試算表」というシミュレーションツールがあります。
下記のツールに運用しようと考えている設定を入力し、「計算スタート」ボタンをクリックすると、
下記のように、どれくらいの資金が必要か?どれくらいでロスカットするのか?といったリスク管理に必須の情報が簡単にわかります。
素晴らしいことに他社の自動売買の設定についても同様に計算することができるので、他社のサービスを使う場合も、トラリピの口座は開設し、運用前には運用試算表で計算してみることをおすすめします。
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FXのリピート系自動売買(トラリピ)のためのリスク管理無料ツール3選
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トラリピは、インターフェイスがユーザーフレンドリーで使い勝手が良く、ユーザーの投資教育にも力を入れているので、セミナーやコラムなど、教育コンテンツが充実しています。
さらに、今の相場にあった戦略を1クリックで設定できるトラリピ1クリック(旧名称:トラリピ戦略モデル)も提供しており、プロに戦略をお手軽に真似したい初心者や、プロの戦略を勉強したい中級者~上級者の方まで幅広くおすすめできます。
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トラリピ1クリック(旧名称:トラリピ戦略モデル)の3か月運用実績をもとに初心者への有用性を考察
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私のメインサービスはトラリピです。
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トライオートFXの特徴
「これがFXの最終形態」という謳い文句で販売されており、高度なカスタマイズが可能で、上級者でも満足できる機能となっています。
トライオートFXの売買の仕組み
これまでに紹介したループイフダンとトラリピの機能のうちトラリピの決済トレール以外はすべてできます。
初心者でも取り組めるように、リストから選ぶだけで運用することが可能な自動売買セレクトという機能もあります。
特に、トライオートFXが提供しているプログラムの一つであるコアレンジャー豪ドル/NZドルは驚異的な利回りで一時期投資家の間で話題となりました。
私もメインの通貨ペアとして運用していますが、投資する前にしっかりとリスクについて理解する必要があります。
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【初心者必見】コアレンジャー豪ドルNZドルのリスクを下げる3つの対策
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手数料は運用する通貨量が増えるほどお得になるため、資金力のある人はお得に運用できます。
FXのリピート系自動売買の3強比較(約定力)
実際に3つのサービスを利用することで気付いたことがあります。
それは約定力の違いです。
約定力:
事前に指定したタイミングで決済する能力。約定力が低いと、想定より低い利益しか得られないことがほとんどなので、FX会社を比較する際の重要な指標となる。
残念ながら、コストの安さを売りにしているループイフダンは、3つのサービスの中で最も約定力が低いです。
トライオートFXは、手数料がかかるだけあって約定力が非常に高く、ほぼ想定通りの利益が得られます。
トラリピは、いつも決済トレールありで運用しているため正確な約定力は判断できませんが、決済トレールなしで運用するよりも多くの利益を得られているため、他のサービスで運用するよりも高い利益を得ることができると言えます。
よって、利益面から比較すると、トラリピ、トライオートFX、ループイフダンという順になります。
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まとめ
トラリピ、ループイフダン、トライオートFXには、それぞれメリット・デメリットがありますので、下記を参考に自分の取引にあったサービスを選びましょう。
タイプ別おすすめ
今後どんな取引をしたいかわからないというあなたは、最初は色々なサービスを試してみるのもいいかもしれないですね。
個人的には、初心者にはリスク管理(資金管理)が容易でコストが安いトラリピのハーフ&ハーフからスタートし、慣れてきたら、トライオートFXやループイフダンも検討するという使い方がおすすめです。
なお、ある程度慣れてきて、1万通貨量以上運用する場合には、トラリピよりもトライオートFXの方がコストが安くなる可能性もありので、その場合は通貨ペアと取引通貨量に応じて、トラリピかトライオートFXを選択するのがよいですよ。
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私の実際の運用成績は毎月ブログで公開しています。
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