注:2020年9月26日より、待ちに待ったマネースクエアでの豪ドル/NZドルの取り扱いが開始され、期間限定でスワップポイントがゼロ円というとってもお得なキャンペーンを実施中なので、キャンペーン期間中は最もお得に豪ドル/NZドルを運用できるサービスはトラリピとなります。
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【実績公開】トラリピの豪ドルNZドルは年利20%以上が狙えるおすすめ投資法
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その中でも特に素晴らしい利回りを得ることができた豪ドル/NZドルについて、あらためてどのサービスで運用するのがよいか比較検討しましたので紹介します。
こんな方におすすめ
- 豪ドル/NZドルのおすすめ運用サービスが知りたい
- 豪ドル/NZドルが運用できるサービスの比較検討をしたい
タイプ別おすすめサービス
まずは、結論から書きますね。
タイプ別おすすサービスは下記となります。
ループイフダン(アイネット証券):
複雑な設定はせず、取引コストをおさえたい方。
トライオートFX(インヴァスト証券):
全自動でお任せしたい方。買い注文をメインにある程度大きな通貨量を投資する方。
連続予約注文(マネーパートナーズ):
初めてFX自動売買を実施する初心者で、まずはどんなものか試したい方。
トラッキングトレード(FXブロードネット):
豪ドル/NZドルの場合は、このサービスを使うメリットはありませんでした。
豪ドル/NZドルの自動売買ができるサービス比較
現在豪ドル/NZドルの自動売買が可能な主なサービスは下記4種類となります。
サービス名 | |||||
証券会社 | |||||
取引コスト | スプレッド(pips) | 5 | 5.8 | 7.1 | 6 |
往復手数料 1,000通貨以上、1万通貨未満 |
0 | 4pips | 40円 | 0 | |
往復手数料 1万通貨以上、10万通貨未満 |
0 | 2pips | 400円 | 0 | |
往復手数料 10万通貨以上、50万通貨未満 |
0 | 1pips | 400円 | 0 | |
往復手数料 50万通貨以上 |
0 | 0 | 400円 | 0 | |
注文の柔軟性 | 最初の注文 | 成行 | 指値・逆指値 | 成行 | 指値・逆指値 最大20回のリピート注文可 |
レンジ指定 | 不可 | 可 | 不可 | 可 | |
値幅・利益幅 | 規定のものから選択 | 任意 | 任意 | 任意 | |
損切り設定 | 個別設定可能 | 個別設定可能 | 自動損切 | 個別設定可能 | |
独自機能 | 独自機能 | レンジ追尾、セーフティ設定 | 追尾 |
(2020年4月11日時点)
それぞれの項目を見てみましょう。
取引コストはループイフダンの圧勝
まずは、誰もが気になる取引コスト(スプレッド+往復手数料)ですが、通貨量によって往復手数料が異なるサービスがあるため、通貨量毎に1回売買にかかる取引コストを表にまとめました。
手数料:
新規注文および決済注文毎に必要なコスト。例えば、新規発注価格が100円で利益幅を1円と設定した場合、片道手数料が0.02円なら、新規取引価格は、100(新規発注価格)+0.02(片道手数料)=100.02円となり、決済発注価格は、100.02(新規取引価格)+1(利益幅)+0.02(片道手数料)=101.04円となる。手数料が無料なら、新規取引価格は、100円となり、決済発注価格は、101円となる。つまり、手数料が必要な場合は、得られる利益は同額だが、手数料分約定されにくくなる。
スプレッド:
売値と買値の価格差のこと。例えば、買値が100.05円で売値が100円の通貨を1,000通貨購入した場合、買った瞬間に0.05×1,000=50円の含み損を抱えることになる。
なお、NZドルから円への換算は、2020年4月11日時点のレートである70を使用しています。
通貨量 | ||||
1,000 | 35 | 42 | 69 | 90 |
10,000 | 350 | 420 | 546 | 897 |
100,000 | 3,500 | 4,200 | 4,760 | 5,370 |
500,000 | 17,500 | 21,000 | 20,300 | 25,250 |
いずれの通貨量においても、ループイフダンの取引コストが安いことが分かります。
そこで、次にこれらサービスのスワップポイントを比較してみます。
スワップ:
スワップは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差調整分。高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分のスワップ受け取りが発生する。逆に、低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップの支払いが発生する。買いスワップは通貨を買ったときに発生するスワップで、売りスワップは通貨を売ったときに発生するスワップ。
スワップポイントは変動するため、2020年4月8日時点でのスワップポイントを比較してみます。
スワップポイント | ||||
買いスワップ 10,000通貨当たり |
-40円 | -0.25NZドル (-17.5円) |
-33円 | -0.49NZドル (-34.3円) |
売りスワップ 10,000通貨当たり |
25円 | 0NZドル (0円) |
10円 | 0.05NZドル (3.5円) |
買いスワップは、トライオートFXの条件が最もよく、売りスワップは、ループイフダンの条件が最もよいという結果になりました。
よって、買い注文をメインに設定する場合は、トライオートFXも選択肢に入ります。
売り注文をメインに設定する場合は、取引コストも最も安いループイフダンがよさそうです。
注文の柔軟性はトライオートFXの圧勝
インヴァスト証券のトライオートFXは、注文時のレート設定からレンジ幅、値幅・利益幅、損切有無の設定まで、すべて自由に設定できます。
表を見ると、連続予約注文もトライオートFXと同等の柔軟性があるように見えますよね?
実は、連続予約注文は、最大で20回しか自動リピートしてくれません。
しかも、注文は1本1本手動で設定する必要があります。
他のサービスでは、注文本数や値幅、レンジ幅等を設定することで、自動で必要本数の注文を出してくれるので、大きな違いです。
例えば、100本トラップを仕掛けたいと思ったら、100本分の設定を1本1本設定する必要があり、さらに20回リピートが終われば、再度自分で設定し直す必要があります。
よって、連続予約注文は、完全自動ではなく、半自動のような位置づけとなります。
既に自動売買を使い慣れていて、がんがん注文を出す方にとっては面倒に感じますが、自動売買を初めて試してみる方には、20回で自動的にストップしてくれるので、マネーパートナーズの連続予約注文は良いサービスと言えます。
独自機能はトライオートFXの圧勝
取引コストと独自機能は、関連性があります。
つまり、取引コストが安めのループイフダンと連続予約注文には、独自機能はありません。
一方、取引コストが高めのトライオートFXとトラッキングトレードには独自機能がありますが、トラッキングトレードの追尾機能はトライオートFXにもあるため、トライオートFXの方が優れた独自機能を有していると言えます。
まとめ
取引コストと独自機能のどちらを優先するかは、どのような設定で取引したいかによるので個人個人で異なると思います。
取引コスト(手数料とスプレッド)から考えるとループイフダンですが、ここ数年の豪ドル/NZドルのレートは低めなので、買い注文をメインに運用することを考えると買いスワップポイントの条件がよいトライオートFXも選択肢に入ってきますね。
ポジション保有日数が少ない場合は取引コストのみ気にすればよいですが、ポジションが含み損を抱えたまましばらくレートが戻ってこない場合はスワップポイントが気になってきます。
それぞれのサービス毎に特徴があるので、すぐに決められない方は、まずは複数サービスを利用してみるのもおすすめですよ。
私も一つのサービスにしぼりきれなかったため、ループイフダンとトライオートFXを比較運用しました。
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【豪ドルNZドル実績公開】トライオートFXとループイフダンはどっちが優れてる?
[追記] 2020年9月26日より待ちに待ったマネースクエアでの豪ドル/NZドルの取り扱いが開始され、期間限定でスワップポイントがゼロ円というとってもお得なキャンペーンを実施していたので、トラリピに乗 ...
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ループイフダン(アイネット証券):
複雑な設定はせず、取引コストをおさえたい方。
トライオートFX(インヴァスト証券):
全自動でお任せしたい方。買い注文をメインにある程度大きな通貨量を投資する方。
連続予約注文(マネーパートナーズ):
初めてFX自動売買を実施する初心者で、まずはどんなものか試したい方。