こんにちは、水玉あいです。
愛用中のトライオートETFより、新銘柄の追加が発表されるとともにキャンペーンが実施されるため、ご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- トライオートETFを運用している
- トライオートETFの運用に興味がある
ETF新規銘柄
それでは、早速今回追加された3つの銘柄について簡単に紹介していきます。
S&P500 恐怖指数連動 ETN【恐怖指数ETN】(ティッカー:VXX)
S&P500 VIX短期先物、いわゆるVIX指数に連動することを目指しているETNとなります。
ETN(イー・ティー・エヌ):
Exchange Traded Noteの略で、上場投資証券または指標連動証券と呼ばれる上場商品である。ETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)と同様に、価格が株価指数や商品価格等の特定の指標に連動する。
VIX指数とはシカゴ・オプション取引所(CBOE)が作り出したVolatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略称で、市場のボラティリティに対する期待値を定量化した最初のベンチマークです。
S&P500オプションの価格をベースに計算されており、VIXとS&P 500のパフォーマンスは負の相関関係にあります。
そのため、一般的に米国の株式市場全体のボラティリティを測る指数であると考えられており、市場の恐怖やストレスの程度を測定する恐怖指数とも呼ばれています。
私も注目している指数で、値動きがかなり特徴的で読みやすいので、初心者でも比較的安全に利益を狙える指数としてほったらかし手法で実際に運用中です。
-
【実績公開】VIX投資は初心者でも儲かるのか?GMOクリック証券の米国VIで運用中
こんにちは。水玉あいです。 相場の読めない投資初心者でもあまり手間をかけずに(出来ればほったらかしで)利益を狙いやすい投資手法を好んで運用している私が、お気に入りの一つとし ...
続きを見る
トライオートETFで運用するのであれば、反対の動きをする「S&P500ETF」や「ナスダック100」と組み合わせると、相場が上下のどちらへ動いても利益を狙えて相性が良いですね。
実際にのちほど紹介するキャンペーン内容もこれら銘柄との併用を想定したものになっています。
ARK イノベーション ETF【破壊的イノベーション】(ティッカー:ARKK)
アメリカの資産運用会社であるARKインベスト・マネジメント社が運用しているアクティブ型のETFで、破壊的イノベーションをもたらす企業への投資に特化することで高い成長率を実現しており、注目を集めています。
ARK社の創業者であるキャシー・ウッド氏は、2016年Women in Finance, Outstanding Contribution Awardや2018 Bloomberg's Top 50に選ばれ、女性版ウォーレン・バフェットとも称される、業界でいま最も注目される女性のひとりです。
破壊的イノベーションとは業界構造を劇的に変化させるイノベーション(革新)のことで、ARK社では以下の3つの条件を破壊的イノベーションとして定義しています。
1.劇的に生産性の向上をもたらすこと
2.急激なコスト低下をもたらすこと
3.他のイノベーションを創出するプラットフォームであること
2021年10月末時点での保有銘柄上位10社は下記となっています。
保有株数による順位 | 銘柄名 | コード | 保有比率 |
1 | テスラ | TSLA | 10.75 |
2 | テラドック・ヘルス | TDOC | 6.79 |
3 | コインベース・グローバル | COIN | 5.85 |
4 | ロク | ROKU | 5.3 |
5 | ユニティ・ソフトウェア | U | 5.11 |
6 | ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ | ZM | 4.36 |
7 | スポティファイ | SPOT | 4.13 |
8 | スクエア | SQ | 3.88 |
9 | ショッピファイ | SHOP | 3.48 |
10 | ジロー・グループ | Z | 3.11 |
世界的に有名な企業ばかりなので、馴染みのある企業名も含まれているのではないでしょうか。
高い成長率を誇る銘柄として注目されているものの、銘柄を取り扱っている国内証券会社が少ないこともあり、日本での知名度はそこまで高くありません。
先日残念ながら新規自動売買の取り扱いが停止となってしまったTQQQに代わる銘柄として、今後注目度が高まりそうです。
iシェアーズ シルバー トラスト【シルバー】(ティッカー:SLV)
銀価格と連動することを目指しているETFです。
株価暴落などの有事には安全資産のゴールドがおすすめ、や、インフレーションに強いため資産の一部をゴールドで保有した方がよい、というお話を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
シルバーは、そんなゴールドに次ぐ安全資産として欧米では昔から人気があります。
ゴールドと比較すると安価で購入しやすいので、ゴールドを購入できない投資家の代替商品となっています。
また、ゴールドに比べ市場規模が小さいためボラティリティーが大きいという特徴があり、トライオートETFとの相性はゴールドより良いといえます。
キャンペーン
キャンペーン期間は、2021月11月6日(土)から2022年1月28日(金)までで、キャンペーン対象者は、キャンペーン期間中に応募フォームからお申込みを行ったお客様となっています。
キャンペーン内容は、下記の2種類あります。
ダブルキャンペーン第一弾「最大50,000円キャンペーン」
キャンペーン期間中、トライオートETFにて、新銘柄「恐怖指数ETN」の自動売買による稼働日数と「S&P500ETF」「ナスダック100」の自動売買によるお取引で下記の条件を達成されたお客様に最大50,000円キャッシュバックされます。
稼働日数 (恐怖指数ETN)※1 |
取引口数 (S&P500ETF/ナスダック100)※2 |
キャッシュバック金額 |
10 | 100 | 5,000円 |
15 | 200 | 10,000円 |
30 | 600 | 30,000円 |
40 | 800 | 40,000円 |
60 | 1000 | 50,000円 |
※1.「恐怖指数ETN」の自動売買プログラム(セレクト/ビルダー)を稼働した日数です。
・稼働日数は土日/祝日を含む
・自動売買プログラムを稼働した日から初回全停止日または1月28日までの日数でカウント
・複数の自動売買プログラムを稼働した場合は一番長い稼働日数のものを対象
※2.「S&P500ETF」「ナスダック100」でお取引した合計の取引口数です。
・キャンペーン期間中の「S&P500ETF」「ナスダック100」の新規・決済取引が対象
・2021年11月6日(土)以降に新規に稼働した自動売買プログラムによるお取引がカウント対象(自動売買の再稼働は含みません)
・自動売買による建玉をマニュアルで決済した場合はカウント対象外
・ロスカットによる決済はカウント対象外
ダブルキャンペーン第二弾「最大50,000円キャンペーン」
キャンペーン期間中、トライオートETFにて、新銘柄「破壊的イノベーション」「シルバー」のお取引で、下記の条件を達成されたお客様に最大「5,000円」がキャッシュバックされます。
取引口数 ( 破壊的イノベーション/シルバー )※3 |
キャッシュバック金額 |
100 | 1,000円 |
300 | 3,000円 |
500 | 5,000円 |
※3.「破壊的イノベーション」「シルバー」でお取引した合計の取引口数です。
・キャンペーン期間中の「破壊的イノベーション」「シルバー」の新規・決済取引が対象
・マニュアル注文とAP注文(自動売買セレクト/ビルダー)がカウント対象
・自動売買取引による建玉をマニュアルで決済した場合はカウント対象外
・ロスカットによる決済はカウント対象外
トレード戦略
お得なキャンペーンを上手に活用して、新銘柄への投資を開始する場合、どの銘柄を使ってどのような投資をすればよいのか考察してみました。
まず、投資銘柄としては、破壊的イノベーションまたはシルバーがよいと考えています。
なぜなら、恐怖指数ETNは非常に特徴的な値動きをする商品であるがゆえに、投資タイミングを選ぶ必要があるからです。
期間があらかじめ限られているキャンペーンを活用する銘柄としては向かないと言えます。
さて、破壊的イノベーションおよびシルバーのキャンペーンは、新規および決済の取引口数に応じてキャッシュバックがもらえる内容となっています。
限られたキャンペーン期間で取引口数を稼ぐためには、より高いボラティリティが期待できる商品が相性がよいと言えます。
よって、キャンペーンをうまく活用するためには、破壊的イノベーションが投資対象としておすすめです。
破壊的イノベーションを用いた戦略として、セレクトメニューにスリーカードとカウンターが用意されていますが、スリーカードの方が収益率が高いので、こちらを基準に考えていきたいと思います。
スリーカードは、利益幅や決済後の次の新規発注のタイミングが異なる3本の自動売買プログラムが1セットとして用意されており、上昇相場に強いプログラムとして知られています。
高い成長率が期待できる破壊的イノベーションと相性のよいプログラムと言えます。
具体的なプログラムの設定は下記で、2019年1月以降の収益率は54.19%、リスクリターン評価はgoodとなっています。
セット | 数量(口) | エントリー価格1 | エントリー価格2 | 利確幅 | フォロー値 | カウンター値 |
1 | 5 | 116.08 | 118.73 | 1.50 | 0.60 | -1.50 |
1 | 5 | 117.58 | 120.23 | 1.50 | 0.60 | -1.50 |
1 | 5 | 119.08 | 121.73 | 1.50 | 0.60 | -1.50 |
2 | 5 | 115.33 | 118.48 | 2.25 | 0.60 | -2.00 |
2 | 5 | 117.58 | 120.73 | 2.25 | 0.60 | -2.00 |
2 | 5 | 119.83 | 122.98 | 2.25 | 0.60 | -2.00 |
3 | 5 | 114.58 | 120.93 | 3.00 | 1.80 | -4.00 |
3 | 5 | 117.58 | 123.93 | 3.00 | 1.80 | -4.00 |
3 | 5 | 120.58 | 126.93 | 3.00 | 1.80 | -4.00 |
そこで、この3セットを同時に稼働する場合と、1セットずつ稼働する場合では、リスクリターンバランスがどのように変化するのかをバックテストを用いて検証し、タイプ別おすすめを考察してみようと思いました。
ところが、エントリー価格1とエントリー価格2の位置付けがよくわからず公式に問い合わせたところ、残念ながら、このプログラムの詳細は企業秘密のため開示できない、との回答をいただいてしまいました。
確かに、この独自プログラムそのものがトライオートETFの強みでもあるので、開示できないのは当たり前ですね。
インヴァスト証券も新銘柄リリース時には少しでも多くの方に使っていただけるよう力を入れており、バックテストを繰り返してよいプログラムを準備しているはずです。
まずは、公式が準備してくださっているプログラムをそのまま稼働してみるということで良さそうですね。