こんにちは。水玉あいです。
今回は、私も愛用中のトラリピのハーフ&ハーフについて図も交えながら分かりやすく解説します。
トラリピのハーフ&ハーフは評判がいいみたいですが、デメリットもあるので、始める前にメリットとデメリットについてしっかりと理解しましょう。
なお、私はハーフ&ハーフの設定を用いてリピート系FX自動売買を運用することでしっかりと利益を得ることが出来ました。
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こんな方におすすめ
- FXの自動売買を始めたいと思っている
- トラリピのハーフ&ハーフは評判がいいけど、デメリットがないか知りたい
- トラリピのハーフ&ハーフは初心者でもできるのか知りたい
トラリピハーフ&ハーフの仕組み
トラリピのハーフ&ハーフは、「必要資金を抑える裏技で中級者向け」とマネースクエアの公式HPには記載されていますが、しっかりとメリットとデメリットを理解すれば初心者の方でも十分取り組めます。
トラリピのハーフ&ハーフでは、トラリピを仕掛けるレンジを決めたら、そのレンジ内の上半分に売りのトラリピ、下半分に買いのトラリピを仕掛けます。
この設定にすることで、非常に大きなメリットがあります。
トラリピハーフ&ハーフのメリット
トラリピのハーフ&ハーフでは、必要資金を大幅に抑えることができます。
必要資金とは、証拠金必要額と予想レンジ内での評価損を足した金額のことで、この資金がなくなると強制的にロスカットされてしまい、今まで積み上げた利益がなくなるだけではなく損失を被ってしまうので、運用中は必要資金以上のお金を口座に預ける必要があります。
証拠金必要額が少ない
証拠金必要額についてですが、同一通貨ペアで「売り」「買い」双方の新規注文を出す場合、証拠金必要額は「売り」「買い」いずれか高いほうしかかからない設計となっています。
なぜなら、相場が上昇したときは、買い注文はすべてプラスで決済され、売り注文に含み損を抱えることになり、反対に相場が下落したときは、売り注文はすべてプラスで決済され、買い注文に含み損を抱えることになるからです。
このため、ハーフ&ハーフの設定の場合は、証拠金必要額は約半分ですむことになります。
評価損が少ない
さらに予想レンジ内での評価損についてシミュレーションしてみましょう。
買いトラリピを下記のように仕掛けた場合に、100円から80円まで価格が変動したとします。
この場合の含み損をらくトラ運用試算表(現在は、トラリピ運用試算表に名称変更)でシュミレーションした結果、評価損は、約200万円となります。
一方、下記のようにハーフ&ハーフで仕掛けた場合に、100円から80円まで価格が変動したとします。
この場合、レンジの上半分は売り注文なのですべてプラスで決済され、買い注文を仕掛けたレンジの評価損は、下記のらくトラ試算表のように約50万円となります。
つまり、すべてのレンジで買い注文を仕掛けた場合と比べて、ハーフ&ハーフの場合は評価損は4分の1しかありません。
さらに、売り注文の決済により収益が生じて運用資金は増えている状態なので、いかにハーフ&ハーフのメリットが大きいか理解していただけたかと思います。
トラリピハーフ&ハーフのデメリット
非常に大きなメリットがあるハーフ&ハーフですが、もちろんデメリットもあります。
レンジの上下に損失リスク
売り注文のみを仕掛けた場合は、レンジの上限を超えたときに損失リスクが発生し、買い注文のみを仕掛けた場合は、レンジの下限を超えたときに損失リスクが発生します。
一方、ハーフ&ハーフを仕掛けた場合は、レンジの上下に損失リスクが存在してしまうので、レンジを広く設定する、レバレッジを低く抑えるなどのリスク管理をよりしっかりと行う必要が生じます。
両建て取引の可能性
このデメリットについては、マネースクエアの公式HPで下記のように説明されています。
両建て取引では、買いポジション、売りポジションの双方に手数料が必要になること、スプレッドの負担があること、支払いのスワップと受取りのスワップの差を負担することなどのデメリットがあって、経済合理性を欠く恐れがありますのでご注意ください。
ただし、このリスクについては、トラリピの設定次第で回避することが可能なのであまり気にする必要はないかと思います。
両建て取引が起こらない設定:
80-89円のレンジで1円おきに買い注文10本
90-99円のレンジで1円おきに売り注文10本
両建て取引が起こる設定:
80-90円のレンジで1円おきに買い注文11本
90-100円のレンジで1円おきに売り注文11本
⇒90円のときに買いと売りのポジションを持つ
マイナスのスワップポイントが発生しやすい
スワップポイントとは、2つの通貨の金利差のことをいいます。
つまり、低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買い、そのポジションを維持すると、維持した金額と期間分のスワップポイントを受け取ることができます。
例えば、日本と米国で比べた場合、日本の方が低金利なので、米ドル/円の買いポジションを持つと毎日スワップポイントがもらえますが、米ドル/円の売りポジションを持つと毎日スワップポイントを支払う必要が生じてしまいます。
一方向の取引であれば、米ドル/円は買い注文しかしない、といったようにスワップポイントのマイナスが発生しないようにコントロールすることが可能ですが、ハーフ&ハーフの設定の場合は、買いと売りを両方設定するため、いずれかのポジションで必ずスワップポイントのマイナスが発生してしまいます。
よって、金利差の大きい通貨ペアに投資する場合は、ハーフ&ハーフはおすすめできません。
トラリピハーフ&ハーフのバックテスト
マネースクエアの公式HPにおいて、買いトラリピと「同じレンジ、同じトラップ値幅、同じ本数」でトラリピ ハーフ&ハーフを仕掛けた場合の効果をバックテストで検証していたので、その内容を紹介したいと思います。
バックテストの設定
通貨ペア:
豪ドル円
期間:
2013年初~2013年11月末のチャート
設定:
1円おきに20本、1本あたり1万ドルで、利益はそれぞれ1万円ねらい。
買いトラリピの結果:利回り34%
トラリピハーフ&ハーフの結果:利回り73%
比べると、ハーフ&ハーフの方が少ない資金で効率的な運用ができていることがわかりますね。
まとめ
まとめると、トラリピハーフ&ハーフのメリットとデメリットは下記になります。
ポイント
ハーフ&ハーフのメリット:
証拠金必要額が少ない
評価損が少ない
ハーフ&ハーフのデメリット:
レンジの上下に損失リスクがある
両建て取引の可能性がある
マイナスのスワップポイントが発生しやすい
いくつかデメリットはあるもののいずれもリスクを下げることが可能です。
少ない資金で効率よく運用できる画期的な方法なので、まずは少額で試してみてもいいですね。
このトラリピのハーフ&ハーフの設定が自動で可能なのは、トラリピとトライオートFXのみとなります。
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なお、トライオートFXは、2019年11月29日にFX自動売買プログラムである「ハーフ」を追加しました。
これは、トラリピが提唱しているハーフ&ハーフと同じコンセプトなので、いかにこの戦略が優れているか分かっていただけるかと思います。
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