こんにちは。水玉あいです。
投資対象としてFXと株どちらがいいか悩んでいませんか。
投資初心者だから両方は無理、まずはどちらか簡単な方から始めたいって思っていませんか。
実は、投資初心者ほど両方に分散投資するのがおすすめです。
ポイントは、相場が読めない投資初心者でも比較的安全に運用できる投資手法を選ぶことです。
つまり、ITの力を借りてFXも株も自動で運用するのがおすすめです。
私は、この自動売買という手法に出会ったことで、株とFX両方に投資し続け、安定して利益を得ることができています。
こんな方におすすめ
- FXと株どちらに投資すればいいか悩んでいる
- 何から投資を始めたらいいかわからない
FXと株の違い
まずは、簡単にFXと株の違いを表で確認してみましょう。
FX | 株 | |
投資対象 | 法定通貨 | 上場企業 |
投資の種類 | 約50種類 | 4000以上 |
変動要因 | マクロ経済(金融政策など) | ミクロ経済(企業業績など) |
レバレッジ | 最大25倍 | 最大3.3倍 |
取引時間 | 平日24時間 | 平日9~15時(11時半~12時半は休み) |
利益 | 為替差益、スワップ金利 | 売却益、配当金、株主優待 |
これら2つが全く異なる金融商品であることがよく分かりますね。
「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の世界で有名な格言があり、投資において分散することがいかに重要かを述べていますが、全く異なるFXと株はまさに分散投資にもってこいの金融商品の組み合わせと言えます。
FXと株の違いの主なポイントについて解説していきますね。
FXと株は投資対象が異なる
FXはForeign Exchangeの略で、日本語では「外国為替証拠金取引」といわれており、通貨に投資することを指します。
例えば、1ドル100円のときに円でドルを購入し、1ドル110円になったときにドルを売って円に戻すと、10円の儲けになります。
1ドル100円なのか、1ドル110円なのかは、それぞれの国の通貨の強さの関係で変動し、この為替相場は7割はレンジ相場(上下の変動を繰り返す相場)になると言われています。
なぜ為替相場はレンジ相場になりやすいのかについて、円とドルの力関係で解説します。
円の価値がドルに比べて相対的に下がった円安・ドル高の状態のとき、日本への輸入品の価格は高くなるため輸入量は減少します。
一方、日本からの輸出品は海外においてバーゲン価格になるため、日本からの輸出量が増え、輸出企業の多い日本の景気がよくなります。
すると、為替相場で円の価値が見直され始め、徐々に円高・ドル安になります。
円高・ドル安になれば、同じように米国で輸入減・輸出増の現象が起こり、米国の景気がよくなります。
そして、為替相場でドルの価値が見直され始め、円安・ドル高に戻っていくこととなります。
こうして円安・ドル高が進めば、反発して円高・ドル高になり、このサイクルが繰り返されるのが自然な流れとなっています。
一方、株は企業を投資対象としています。
(出典)松井証券
上場企業は、事業活動を行うために必要な資金を集めるために株を発行します。
投資家は、その株を購入することで株主になることができ、企業が成長して株式市場で評価されることで購入時より株の価格が上昇し、利益を得ることができます。
企業は一般的に成長することを前提としているため、株式相場は、長期的に見ると緩やかに右肩上がりになると言われています。
すなわち、FXと株は、その投資対象が異なるのみならず、値動きも全く異なります。
FXと株は投資の種類が異なる
FXで取引される法定通貨は、多くとも50種類程度ですが、その中でも特に取引量の多いメジャー通貨に絞ると実は10種類もありません。
FXでは、それらの通貨のペア毎に取引を行いますが、そのペア数も大手国内FX業者の平均で20通貨ペア程度であり、その中でも取引量の多いメジャーな通貨ペアに絞るとわずか数種類しかありません。
一方、株は、東京証券取引所に上場されている国内株式銘柄だけでも4,000種類程度の銘柄があり、外国株式も合わせるとその数は膨大となります。
投資対象の数が多い方が選択肢が増えて良いと考えるのは、投資対象を分析することが好きな投資家くらいで、投資初心者にとっては、投資対象が多すぎるとなかなか選択することができません。
FXと株は変動要因が異なる
各国の法定通貨を投資対象とするFXは、法定通貨の力関係、すなわち国同士の力関係で相場が上下に変動します。
よってFXは、世界経済の流れ、各国の経済状況や金利政策、周辺諸国との争いなどのマクロ経済の影響を受けて相場が上下に変動します。
一方、上場企業を投資対象とする株は、上場企業の業績や将来性(新規事業開始のお知らせ等)などのミクロ経済の影響を受けて相場が上下に変動します。
FXと株はレバレッジが異なる
レバレッジとは、口座に入金している実際の資金に対して何倍のお金を運用することができるかを指しています。
FXでは、最大25倍の取引が可能なので、口座に4万円入金して最大100万円の取引を行うことが可能です。
一方、株は最大3.3倍のレバレッジしかかけることができません。
レバレッジを大きくかけるほど効率の良い投資が可能となりますが、その分リスクも高くなります。
FXの方が高いレバレッジをかけることができることから、一般的にFXの方がリスクの高い投資と考えられています。
ただし、このレバレッジは自分で調節することが可能なので、FXを用いてリスクの低い取引を行うことも可能です。
投資初心者であれば、最大でもレバレッジは5倍程度におさえたいですね。
FXと株は取引時間が異なる
取引時間は、FXは平日24時間であるのに対して、株は平日9~15時(11時半~12時半は休み)となっており、圧倒的にFXの方が利便性が高いです。
FXは、平日はほぼ1日中取引を行うことができるため、会社員や経営者など投資以外にも仕事をしている方でも取引しやすいです。
FXと株は利益が異なる
FXと株では、利益を得る方法が異なります。
まずは、投資対象を売買したときに得られるキャピタルゲインはFXでも株でもあります。
キャピタルゲイン以外では、FXの場合はスワップ金利をもらうことができます。
スワップ金利は、2国間の金利差額をスワップポイントとして毎日受け取れるものになります。
スワップポイントには、マイナススワップとプラススワップがありますが、金利の高い新興国の通貨を買うだけで、毎日プラスのスワップポイントをチャリンチャリンと受け取ることができます。
一方、株の場合は、企業によっては配当金や株主優待を株主に渡しているところもあります。
ただし、いずれも毎日受け取れるものではなく年に1回〜複数回程度です。
FXと株両方に投資すべきたった1つの理由
FXと株両方に投資すべきと考えるたった1つの理由は、この2つの値動きには全く相関性がなく、リスク分散に最適な組み合わせだからです。
為替相場も株式相場もときにヒトの理解を超えた動きをすることがあり、たとえプロでも相場は読み切れないと言われています。
さらに、金融商品を保有していると必ず含み損をかかえるタイミングがあります。
たった1つのアセットクラス(FXのみ、株のみ、など)に投資していると、たとえその中で複数の商品を保有していたとしても、同じ時期に相場が荒れて損失を被る可能性がとても高いです。
そのため、値動きの異なるアセットクラスに分散して投資することでリスクを分散させる必要があります。
いくら余裕資金で投資していて口座から引き出す必要がなかったとしても、口座で損失が出ていたら精神的に辛いですよね。
そんなとき、値動きの異なる金融商品を複数保有していると、ある商品ではマイナスでも他の商品ではプラスとなり、すべての投資口座を合計するとプラスであったということも起こります。
精神的にもずいぶん楽ですよね。
投資の世界では、「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。
卵を一つのカゴに盛ってしまうと、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れるリスクがありますが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としてしまったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすみますよね?
つまり、一つの商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させるべきという教えになります。
初心者でもプロ並の資産運用をする方法
ここまで記事を読んで下さったあなたは、FXと株両方に分散投資した方がよいことは理解していただけたと思います。
しかしながら、実際にはFXと株両方とも勉強して、商品を選んで、常に相場をチェックするなんてとてもハードルが高いですよね。
数年前までは、初心者が色々な金融商品に投資するのはハードルが高く、かえって危険だと考えられていました。
ところが、最近はITが発達したおかげで、初心者でもプロ並の資産運用ができる自動売買という手法が次々と誕生しています。
この手法を用いることで、初心者でも各アセットクラスについて深く勉強することなく、日々相場をチェックする必要もなく、ある程度ほったらかしでプロ並の資産運用をすることが可能になりました。
このような手法を活用しないのはもったいないですね。
投資の基本は、「安いときに買って高くなったら売る」ですが、ヒトは精神的に弱いので、自分が保有している金融商品がどんどん値下がりしているのを見ると「これ以上損したくない」という気持ちが働いて安いところで売ってしまい、ある金融商品がどんどん値上がりしているのを見ると「自分も儲けたい」という気持ちが働いて高いところで買ってしまいます。
この投資の基本と真逆の行動をとってしまうのを防ぐためにも、まずは自動で資産運用してくれる手法を用いて投資に慣れるのがおすすめです。
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まとめ
FXと株の両方に投資すべき理由は理解いただけたかと思います。
現在は、ITの発展により、初心者でも気軽にプロ並の投資をすることが可能になりました。
初心者の方は、まずはこの自動売買から投資を始めて、資産運用に慣れていきましょう。