FX トライオートFX トラリピ

リピート系FX自動売買(トラリピ)は危険?リスク管理を徹底すれば大丈夫

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こんにちは。水玉あいです。

 

私は、720万円を元本としてリピート系FX自動売買のトラリピとトライオートFXを運用し、十分な利回りで運用することができました。

 

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FX自動売買という手法を知ったおかげで、「FXはリスクが高く初心者が投資すべきではないもの」ということが誤解であることが分かりました。

 

FX自動売買は、為替の相場が読めない初心者でもリスク管理さえきちんと出来ていれば、決して危険な金融商品ではありません

 

もちろん投資なので損失を被るリスクはありますが、しっかりとリスクについて理解し、リスク管理を行うことで他の金融商品と同様に運用することが可能です。

 

FXは、株式や不動産とは異なった動きをするので、分散投資のためにも是非ポートフォリオに加えたいですね。

 

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今回は、FX自動売買を比較的安全に運用するために必須のリスク管理について解説します。

 

この記事を読めば、これまでFX自動売買に興味はあるものの怖くて手が出せなかった初心者の方でもリスク管理の方法を理解し、運用を開始することができますよ。

 

こんな方におすすめ

  • FX自動売買に興味はあるけど、FXは危険な印象があって踏み出せない
  • FX自動売買を始めたいけど、リスク管理の方法を知りたい

 

FX自動売買のリスクとは?

 

FXは、ある通貨ペアを売買することで利益を得ます。

 

例えば、「ドル/円を為替レートが110ドルのときに1,000通貨買って、利益が900ドル出たところで売る」と設定したとします。

 

この場合は、1通貨の利益が0.9ドル(900ドル÷1,000通貨=0.9ドル/通貨)となるので、為替レートが110.9ドルになったところで通貨ペアを売ることになります(手数料とスプレッドは無料と仮定)。

 

手数料:

新規注文および決済注文毎に必要なコスト。例えば、新規発注価格が100円で利益幅を1円と設定した場合、片道手数料が0.02円なら、新規取引価格は、100(新規発注価格)+0.02(片道手数料)=100.02円となり、決済発注価格は、100.02(新規取引価格)+1(利益幅)+0.02(片道手数料)=101.04円となる。手数料が無料なら、新規取引価格は、100円となり、決済発注価格は、101円となる。つまり、手数料が必要な場合は、得られる利益は同額だが、手数料分約定されにくくなる。

スプレッド:

売値と買値の価格差のこと。例えば、買値が100.05円で売値が100円の通貨を1,000通貨購入した場合、買った瞬間に0.05×1,000=50円の含み損を抱えることになる。

 

ただし、110ドルで買ったあとに100ドルまで下がる可能性もあります。

 

この場合は、1通貨で10ドルの含み損となるので、1,000通貨だと100,000ドルの含み損となります。

 

ポジションを決済せずに為替レートが上がるまで持ち続ければ損失は確定しないので気にする必要はないのですが、運用している口座に十分な資金がない場合は強制的にポジションを決済されて損失が確定してしまいます。

 

このように強制的にポジションが決済されて予期せず損失が確定してしまうことがFX自動売買における一番のリスクなので、この損失リスクをいかにコントロールするかが非常に重要となります。

 

FX自動売買の2つのリスク対策

 

FX自動売買の損失リスクをコントロールする方法は2つあります。

 

まずは、この2つの方法を理解した上で自分に合った方法を選びましょう。

 

リスク対策1.ストップロスを設定する

 

ストップロスとは、ポジションを決済して損失を確定するレートを指します。

 

例えば、ドル/円をレートが110のときに1,000通貨買った場合、もしレートが100に下がってしまうと10×1,000=10,000円の含み損になります(手数料とスプレッドは無料と仮定)。

 

そして、さらにレートが下がってしまい、90になると20×1,000=20,000円の含み損、80になると30×1,000=30,000円の含み損とどんどん含み損が膨らんでしまいます。

 

このとき余裕資金がないと口座の資金不足で自動的にポジションが決済され、30,000円の損失が確定してしまいます。

 

もし、あらかじめストップロスを100に設定していたら、レートが100になったタイミングで自動的にポジションが決済されるので10,000円の損失となります。

 

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このように事前にストップロスを設定することで、自分が最大どれだけの損失を受け入れることができるかを事前に確定させることができます。

 

リスク対策2.口座に十分な資金を入れてひたすら耐える

 

FXは、ポジションが決済されない限り損失は確定しません。

 

よって、損失が確定しないように資金をコントロールすることが2つ目のリスク対策となります。

 

運用口座に十分な資金がないとポジションが自動的に決済されてしまうので、損失が確定しないように運用口座に十分なお金を入金し、相場が回復して含み損が利益に変わるのをひたすら待つことになります。

 

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運用方法とリスク対策の相性

 

実は、先ほど紹介した2つのリスク対策にはそれぞれ相性の良い運用方法があります。

 

是非参考にしてくださいね。

 

短期運用(ハイリスクハイリターン)は、ストップロスの設定がおすすめ

 

一般的に相場を読んで短期売買する場合は、ハイリスクハイリターンな取引となります。

 

この場合は、相場が予期しない方向へ動いてしまい、予想外に大きな含み損を抱えるリスクが高くなります。

 

そこで、このようなハイリスクハイリターンな取引の場合は、あらかじめ自分が受け入れられる損失額を確定させるストップロスを設定することを強くおすすめします。

 

長期運用(ローリスクローリターン~ミドルリスクミドルリターン)は、資金を入れてひたすら耐えるのがおすすめ

 

一方、短期的な相場の変動を予想せずに、相場が上下するレンジを予想してその範囲に幅広くトラップを仕掛ける方法は、一般的に長期運用を目的としたローリスクローリターン~ミドルリスクミドルリターンの投資と言われています。

 

いわゆるリピート系のFX自動売買は、この手法をメインに取り入れており、初心者でも比較的安全に取引することができると考えられています。

 

このような取引の場合は、含み損が出てもポジションを決済せず、ポジションが回復して利益が出るのをひたすら待つ方法がおすすめです。

 

この方法を用いる場合は、どれくらいの資金を口座に入れておけば、どれくらいの値で強制ロスカットになるのか、という目安を必ず事前に確認しましょう。

 

強制ロスカットの目安としては、過去10年のレート、特にリーマンショック時(2008年9月)のレートでもロスカットされないレベルの資金で運用することが安全だと言われています。

 

ロスカットレートと運用資金を事前に確認するのは面倒だな、と思いましたか?

 

安心してください。

 

ロスカットレートと運用資金の目安を確認するための優秀なツールが無料で利用可能です。

 

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リスク管理のためには、是非優秀な無料ツールを使いこなしましょう。

 

一度覚えてしまえば、とっても簡単ですよ。

 

まとめ

 

FX自動売買における一番のリスクは、強制的にポジションが決済されて予期せず損失が確定してしまうことです。

 

この損失リスクをしっかりとコントロールすることで比較的安全にFX自動売買を運用することが可能となります。

 

リスク管理の方法は2つあるので、自分に合った方法でしっかりとリスク管理しましょう。

 

短期運用でハイリスクハイリターンを狙う場合は、事前にストップロスを設定することがおすすめで、長期運用でローリスクローリターン~ミドルリスクミドルリターンを狙う場合は、リーマンショック級の暴落がきてもロスカットにならないくらいの資金を入れてひたすら耐えるのがおすすめです。

 

さらに、初心者におすすめの口座は、トラリピのトラップ幅を事前に設定し、リスク管理が容易なマネースクエアのトラリピかインヴァスト証券のトライオートFXです。

 

  • この記事を書いた人

水玉あい

30代会社員。トラリピで2018年FXデビュー。相場が読めなくても技術の力で楽して資産形成できる方法を研究中。リスク管理重視。2021年9月時点で金融資産5,000万円達成し、30代でセミリタイアできる力を身につけることに成功。旦那は銀行員(元為替トレーダー)。

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