こんにちは。水玉あいです。
前回FXリピート系自動売買のおすすめ通貨ペアの記事を書いた結果、豪ドル/円、カナダドル/円およびNZドル/ドルがおすすめであることがわかったので、さっそく豪ドル/円の運用を開始したいと思います。
今回は、豪ドル/円で運用を開始するまでの手順を設定も含めて解説したいと思います。
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こんな方におすすめ
- 他の人がどんな設定で豪ドル/円を運用するか知りたい
- 豪ドル/円の運用をしたいけど、どんな設定がいいかわからない
豪ドル/円を運用するサービスを選ぶ
私は、買いと売りを両方仕掛けるハーフ&ハーフを設定したいので、選択肢はトラリピかトライオートFXのどちらかとなります。
トラリピとトライオートFXの違いは、決済トレールの有無とコストです。
そこで、豪ドル/円に対するコストを比較してみます。
豪ドル/円 | 手数料(円) | スプレッド(円) 1000通貨あたり |
買いスワップ(円) 1000通貨あたり |
売りスワップ(円) 1000通貨あたり |
0 | 60 | 1 | -5 | |
40 | 6 | 3.5 | -4.7 |
コストでは、トライオートFXの勝ちですね。
そうなると、トレンド相場での大きな利益を狙ってトラリピを選ぶのか、コンスタントに一定の利益が得られるトライオートFXを選ぶのか、あるいは、リスク分散のために両方のサービスを使うのか、3つの選択肢がでてきます。
この3つの選択肢に正解はなく、個人の好みになってきます。
私は、長期的に安定した運用をしたいので、トライオートFXを選びました。
運用の設定を決める
私は、運用資金200万円を用いて下記の設定で運用することにしました。
注文 | 買い | 売り |
レンジ幅(円) | 70.1-80 | 80.1-90 |
利益幅(円) | 1.02 | 0.78 |
通貨量(本) | 1000 | 1000 |
トラップ本数(本) | 100 | 100 |
トラップ値幅(円) | 0.1 | 0.1 |
東京15時ロスカット(円) | 58.05 | 101.65 |
その理由を順に説明していきます。
レンジ幅は、買い注文70.1-80円、売り注文80.1-90円とする
豪ドル/円は、リーマン・ショック以降、70~90円の価格帯での推移が最も多いことがわかっています。
実際にチャートを確認してみましょう。
確かに、オレンジの枠で囲った70円~90円がコアレンジと言えるでしょう。
もう少し余裕をもって設定するなら70円~100円という設定も考えられますが、現在81円付近であることからまずはコアレンジで設定し、今後の動きを見ながら設定を追加したいと思います。
レンジをちょうど真ん中で割って、買い注文70.1-80、売り注文80.1-90と設定します。
現在のレートを考えると売りから入ることになり、マイナススワップが大きいので、最初は含み損を抱えることになるかもしれませんが、長期運用が前提なのであまり気にしていません。
利益幅は、買い注文1.02、売り注文0.78とする
マネースクエアの検証によると、利益幅の設定が収益に直結することがわかっています。
利益幅は、大きければ大きいほど良いというものではなく、ATR(Average True Rang)の値を参考に算出することが可能です。
ATR:
その通貨ペアの平均的な1日の変動幅を表す指標
トラリピ界で有名な鈴先生がマネースクエアに最適な利益幅をインタビューしてくださったので、その値を参考にしています。
長期運用を前提にしているので、過去5年間の最適利益幅である1.03をもとにスプレッド分(0.006)を考慮して1.02とします。
ただし、売り注文ではマイナススワップが大きいので、あまり長くポジションを保有しなくてすむように、過去1年間の最適利益幅である0.78を用います。
もちろん、より大きな利益を狙いたい場合は(より大きな損失を受ける可能性があることを理解した上で)、利益幅は買い注文と同様でよいかと思います。
私は、損をしない運用を重視しているため、このような設定としています。
通貨量は1000通貨とする
通貨量は、最低取引量の1000通貨で始めたいと思います。
最小通貨で沢山トラップを仕掛ける方がリスク分散になります。
トラップ本数は100本とする
この値を決定するために、マネースクエアが提供しているらくトラ運用試算表を活用します。
通貨ペア、運用予定額、仕掛けるレンジ幅、仕掛けるトラップ本数、通貨量、利益幅を入力して、「計算スタート」ボタンを押すと、トラップ値幅、レバレッジ、ロスカットレートなどが自動で計算される優秀なツールです。
私は運用資金を200万円考えているので、下記の設定がよさそうです。
重要な項目は、赤字で囲った「すべて成立時の評価損」「すべて成立時の実質レバレッジ」「東京15時ロスカット」の3点です。
「すべて成立時の評価損」は、最大限被る可能性のある損失額を表しています。いざというとき、自分が耐えられる損失か否かを確認しましょう。
「すべて成立時の実質レバレッジ」は、すべてのポジションが成立した際に、自分の資金に対して何倍のお金を運用することになるかを表しています。
この値が最大で5倍程度なので、リスクはさほど高くないことがわかります。
「東京15時ロスカット」は、自動的に決済される為替レートを表しています。
この値がそれぞれ58.05円と101.65円なので、過去10年チャートのレンジをほぼカバーできている非常に安全な設定であることがわかります。
なお、運用資金が足りない場合は、トラップ本数を減らすか、レンジ幅を狭めるか、のどちらかで調整することが可能です。
例えば、下記のような条件だと50万円の資金で運用可能です。
トライオートFXで実際に設定する
さて、設定項目が決定したので、実際にトライオートFXで設定したいと思います。
インヴァスト証券のマイページにログインしたら、「トライオートFX」を起動します。
左上にある「自動売買セレクト」ボタンを押します。
右上にある「複数作成(追尾・カスタム)」ボタンを押し、設定画面を開きます。
まずは買い注文を上記のように設定したら、左下にある「リストに追加」ボタンを押します。
少したつと「リストを確定」ボタンがグレーから赤色に変わるので、色が変わったらボタンを押します。
すると下記の画面が出てくるので、注文内容を最終確認したのちに黄色の「自動売買を稼働」ボタンを押して完了です。
売り注文も同様に下記のように設定して、完了です。
慣れると難しくないですね。
今後は実績をブログで報告していきますね。
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