こんにちは。水玉あいです。
私の証拠金取引デビューはFX自動売買でしたが、現物取引と比較したときの資金効率の良さにとても驚きました。
そこで、証拠金取引の手法を増やしたくて、次に運用を始めた金融商品が株価指数CFD(くりっく株365のFTSE100)でした。
これまでの運用実績はとても満足のいくものだったので、今後も主力の投資手法の一つにしたいと考えています。
もともと配当金目当てでFTSE100を運用していましたが、くりっく株365の制度変更により、FTSE100を長期保有することが出来なくなってしまっため、現在は配当金と値上がり益を期待した短期~中期投資を目的にくりっく株365でFTSE100の投資を続けています。
ただし、株価指数の値上がり益を期待するのであれば、過去の実績からもFTSE100よりも日本や米国の株価指数の方が期待できるため、現在値上がり益を期待した株価指数の投資について検証中です。
今回は、私がどのように考えてどの銘柄の売買を行っているかご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- 株価指数の投資に興味がある
- 初心者でも投資できる証拠金取引が知りたい
主要な株価指数CFD銘柄の比較(スペック)
日本と米国の株価指数について比較してみました。
商品名 | 日本225 | 米国30 | 米国S500 | 米国NQ100 |
参照原資産/取引所 | 日経225先物/SGX・CME | NYダウ先物/CME | S&P500先物/CME | NASDAQ100先物/CME |
呼値 | 1円 | 1ドル | 0.1ドル | 0.1ドル |
通過 | 円 | ドル | ドル | ドル |
取引単位 | CFD価格の10倍 | CFD価格の0.1倍 | CFD価格の1倍 | CFD価格の1倍 |
スプレッド | 22 | 3 | 0.3 | 0.6 |
価格調整額 (2018年実績) |
4,750 | -881 | -1,893 | -11,233 |
必要証拠金 (2019年11月23日時点) |
23,165 | 30,261 | 33,795 | 89,937 |
レバレッジ3倍 | 77,217 | 100,870 | 112,650 | 299,790 |
価格調整額年利 | 6.2 | -0.9 | -1.7 | -3.7 |
米国NQ100は、必要証拠金が高い上に、価格調整額年利も悪く、投資対象からは外したいと思います。
主要な株価指数CFD銘柄の比較(チャート)
次に、米国NQ100を除いた3銘柄のチャートの動きから、過去最大の暴落と言われるリーマンショックと一番最近起こった〇〇ショックであるチャイナショック時にどれくらい下落したのか?さらに、リーマンショック以降どれくらい上昇したのか?検証しました。
商品名 | 日本225 | 米国30 | 米国S500 |
チャイナショック下落幅(円) 2015/6-2016/2 |
6,183 | 292,572 | 34,344 |
チャイナショック下落率(%) | 29.5 | 14.9 | 15.0 |
リーマンショック下落幅(円) 2008/9-2009/3 |
6,240 | 574,992 | 68,872 |
リーマンショック下落率(%) | 47.7 | 45.1 | 48.9 |
上昇率(%) 2008/9-2019/12/8 |
245 | 336 | 374 |
日本の株価指数よりも米国の株価指数の方が上昇しており、中でも米国S500が最も上昇率が高いことが分かります。
投資の神様であるウォーレン・バフェットが、自分の死後に備えて、妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」という言葉を残しているのは有名な話ですが、このデータから納得いただけると思います。
さらに、米国の株価指数の方が日本の株価指数より上昇しているにも関わらず、チャイナショック時の影響は少ないことも重要なポイントです。
実際のチャートを見ても、日本の株価指数の方がガタガタしており、米国の株価指数はきれいな右肩上がりとなっています。
投資銘柄は日本225と米国S500とする
株価指数の銘柄の比較結果からは、米国S500が最も優れている株価指数であることが分かりました。
米国S500のみに投資するという判断もありますが、私は以下3点の理由から日本225と米国S500の2つに投資していきたいと思います。
1.米国S500が最も優れているという結果は、あくまで過去の実績によるもので未来もそうなるとは限らない
2.日本225は、価格調整額がプラスなので、値上がり益があまりなくてもそれなりの年利が期待できる(2018年の実績だと6.2%)
3.日本225は、過去の実績からは上下しやすく、短期~中期トレードで利益が狙えそう
株価指数CFDの取引口座はGMOクリック証券とする
店頭CFDが取引できる主要口座はGMOくりっく証券、IG証券、サクソバンク証券およびDMM CFDの4つですが、初心者に圧倒的な人気はGMOクリック証券です。
取り扱い銘柄数はナンバーワンではないですが主要な銘柄は取り扱っており、取引コストが一番安くで有名です。
会社名 | GMOクリック証券 | IG証券 | サクソバンク証券 | DMM CFD |
取扱い銘柄数 | 135 | 17350 | 6600 | 135 |
最大レバレッジ | 20 | 50 | 10 | 20 |
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド (日本225) |
2 | 7 | 5 | 7 |
スプレッド (米国S500) |
0.3 | 0.6 | 0.5 | 0.5 |
よって、私もGMOくりっく証券で取引を開始したいと思います。
まとめ
株価指数CFDの主要銘柄と主要口座を比較検討し、日本225と米国S500の取引をGMOくりっく証券で開始することにしました。
運用ルールはこれから確立するため、今は試行錯誤しながらトレードしていますが、利益が順調に出ています。
また運用ルールを確立したら、報告しますね。