注意)このページで紹介している商品は、2021年3月以降長期保有が出来なくなるため、現在ではこの手法はおすすめしておりませんが、短期~中期投資として引き続きひまわり証券のFTSE100はおすすめしています。
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くりっく株365(ひまわり証券)のFTSE100で短期~中期投資を開始
こんにちは。水玉あい(@aitama_go)です。 くりっく株365のFTSE100は、配当金だけで年利15%もあり、配当生活も夢じゃないと投資家の間で絶大な人気を誇ってい ...
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こんにちは。水玉あい(@aitama_go)です。
最近くりっく株365が個人投資家の方達の間で話題です。
配当金だけで年利15%もあり、配当生活も夢じゃないと言われるくりっく株365は、投資初心者にもおすすめできる金融商品です。
今回は、2月からFTSE100へ投資を始めた私の実績を公開するとともにくりっく株365について徹底解説したいと思います。実績は随時更新していきますね。
こんな方におすすめ
- 最近よく耳にするけど、くりっく株365って何か知りたい
- くりっく株365のおすすめ投資方法について知りたい
- 初心者でも安定した配当金がもらえる投資方法が知りたい
FTSE100の投資1か月目実績公開
私は、ひまわり証券で口座を開設し、配当金の多い2月にくりっく株365のFTSE100を2枚購入しました。
運用期間 | 投資元本 | 保有本数 | インカムゲイン (金利/配当相当額) |
キャピタルゲイン (評価損益) |
年利(%) |
2019/2/4~ | 300,000 | 2 | 9,569 | 6,700 | 65 |
さすが配当金の多い2月に開始しただけあって、しっかりとインカムゲインが積み上がっていますね。
くりっく株365とは
くりっく株365は、株価指数の動きを予想して売買することで差益を狙う取引(株価指数証拠金取引)で、CFD取引に含まれます。
CFD取引とは、“Contract For Difference”の略で、差金決済取引のことを指し、売買した時の利益や損失などの差額の部分だけを決済する取引のことです。
取引単位は1枚(100円)なので、1枚買ったあとに500円上昇すると50,000円の利益が得られます。
CFDでは、株価指数、先物、株式、商品先物などを証拠金取引することができる金融商品で、FXもCFDに含まれます。
つまり、くりっく株365は、FXの株価指数版と考えれば分かりやすいかと思います。
なお、くりっく株365で取引できる株価指数は、下記の4種類となります。
日本、米国、ドイツおよびロンドンの各取引所に上場している銘柄の上位30-225銘柄のグループに投資するので、個別銘柄に投資するより分散性があり、優良銘柄なので安定性も期待できます。
くりっく株365のメリット
くりっく株365、現物株および日経225先物の比較表です。
(出典)ひまわり証券
現物株と日経225先物のデメリットをしっかりとカバーした魅力的な商品であることがわかります。
取引はほぼ24時間
夜中や日本の祝日なども取引ができ、チャンスが多いです。
- 日経225とNYダウ:平日午前8時30分から翌朝午前6時(サマータイムは午前5時)まで
- FTSE100:午後17時から翌朝6時(サマータイムは午前5時)まで
- DAX®:午後16時から翌朝6時(サマータイムは午前5時)まで
買いからも売りからも取引可能
現物株取引は一般的に買いから入るため、取引チャンスが限られてしまうのですが、くりっく株365では、差金決済取引制度を利用しているため、売りからも取引可能です。
海外の株価指数も円で取引可能
海外株価指数も円価格で取引できるため、為替リスクを気にする必要がありません。
円で気軽に海外に投資できるのは嬉しいですね。
配当金がある
買いポジションを保有することで、株価指数ベースでの配当相当額を受け取ることが出来ます。
レバレッジ取引が可能
FXのように証拠金を預けて少額で効率的な投資が可能です。
証拠金保護の安心の仕組み
証拠金は東京金融取引所が預かり、分別管理されているので安心です。
くりっく株365のデメリット
リターンが見込める金融商品なので、もちろんデメリットも存在します。
しっかりと理解した上で運用を開始しましょう。
値下がりリスクがある
株式投資と同様、銘柄そのものの値下がりリスクがあります。
ただし、配当金狙いの長期・分散・積立投資の場合は、長期的に右肩上がりとなる市場なので、大きなリスクにはなりません。
上記は、FTSE100の長期チャートですが、長期的に右肩上がりに成長していることがわかります。
もちろん、一時的に含み損を抱える可能性は十分あるので、余裕資金で投資しましょう。
ロスカットリスクがある
FXと同様、証拠金取引なので、口座資金が足りずに、強制的ロスカットとなり、損失が確定してしまうリスクがあります。
ロスカットリスクは、余裕資金のコントロールで対応可能なので、最初に「いくら値下がりしたらロスカットになるか?」を理解した上で運用を開始しましょう。
余裕資金の考え方については、あとの章で説明していますので、こちらもお読みいただければと思います。
スプレッドが広い
スプレッドとは、買い値と売り値の差額ですが、くりっく株365ではこのスプレッドが広いと言われています。
例えば、現在一押しのFTSE100の場合、買い値が7311で売り値が7272なので、その差額は39となっています。
つまり、FTSE100を1枚(100円)購入すると、その時点で3,900円マイナスとなります。
配当金目的であれば、年間配当金(金利分マイナスした額)が22,216円なので気にする必要はありませんが、短期売買には向かない方法と言えます。
くりっく株365の投資家は年々増加中
くりっく株365は、沢山メリットがある上にリスクはある程度コントロール可能なので、初心者にも取り組みやすい金融商品となっています。
なんと2017年4月末には、証拠金残高480億円、口座数88,448口座となっています。
特に2017年の口座開設数の伸び率は素晴らしく、今勢いのある金融商品であることがわかります。
くりっく株365はひまわり証券がおすすめ
現在くりっく株365の取引があるのは下記14業者です。
ただし、くりっく株365の自動売買ができるのは、現時点(2019年1月27日時点)でひまわり証券のループ365とマネースクエアのトラリピのみです。
くりっく株365は取引所CFDのため、取引時に提示されるレートやスプレッド、配当相当額はどの証券会社でも同じとなっています。
そのため、各証券会社で異なるのは、売買手数料、ロスカットおよび取引ツールの3点となります。
数値化できる売買手数料とロスカットレートを表にまとめました。
証券会社 | 売買手数料(円) (片道・税込) |
ロスカットレート(%) |
ひまわり証券 | 148 | 100 |
日産証券 | 148 | 100 |
マネックス証券 | 152 | 100 |
岡三オンライン証券 | 153 | 50-100 |
SBI証券 | 153 | 70 |
カブドットコム証券 | 153 | 100 |
フジトミ | 153 | 100 |
表に記載されていない会社は、売買手数料が200円以上なので、検討の必要はないかと思います。
正直、初心者であればロスカットレートは100%が安全でおすすめなので、SBI証券や岡三オンラインのロスカットレートにメリットはありません。
よって、売買手数料に着目してサービスを選ぶことをおすすめします。
売買手数料が最も安いのは、ひまわり証券と日産証券という結果になりました。
取引ツール面ではどちらも大差はないですが、ひまわり証券はくりっく株365の自動売買サービスも提供しているため、自動売買へ移行することも考えるとひまわり証券で口座を開設することをおすすめします。
ちなみに、投資家の間ではくりっく株365は、ひまわり証券か岡三オンラインがおすすめとされています。
岡三オンラインは、売買手数料ではひまわり証券には劣りますが、取引ツールが充実していることが人気の理由です。
取引スタイルに合わせて自由に画面レイアウトが可能だったり、価格情報をリアルタイムでExcel出力したりできるそうです。
正直、初心者の方にとっては高機能な取引ツールは使いこなせないため、売買手数料が安いひまわり証券が断然が魅力的かと思います。
くりっく株365は積立投資がおすすめ
株式市場は長期的に見ると右肩上がりになると言われている通り、くりっく株365も毎月同額を積み立てる長期投資と相性が非常によいです。
株価指数では配当金がもらえる銘柄が多いので、配当金生活を目指すこともでき、初心者にとても人気の高い金融商品となっています。
くりっく株365でおすすめの株価指数はFTSE100
今ダントツでおすすめなのは、FTSE100です。
2018年の実績を見ていただくと一目瞭然ですね。
銘柄 | 必要証拠金(円) | 配当金(円) | 金利(円) | 合計(円) | 年利(%) |
日経225 | 64,170 | 40,834 | 0 | 40,834 | 63.36 |
NYダウ | 68,980 | 56,692 | -61,425 | -4,733 | -6.86 |
DAX | 26,530 | 0 | -1,280 | -1,280 | -4.82 |
FTSE100 | 26,000 | 30,945 | -8,729 | 22,216 | 85.45 |
*年利は、必要証拠金額で運用した場合を想定して計算
もちろん値上がり益を狙うのであれば、NYダウやDAXも選択肢に入ってきますが、配当金だけでプラスになり、証拠金必要額も比較的少ないFTSE1000は初心者におすすめです。
また、配当金は毎月同額ではなく、月によって異なります。
過去3年の実績を見ると、1、7および12月が少なく、2、5および8月が多いことが分かります。
長期投資を前提とした場合いつ取引を開始してもよいですが、配当金の多い月から始めた方が口座資金に余裕が生まれるためより安心ですね。
FTSE100は運用資金15万円でも年利15%
FTSE100の必要証拠金は26,000円ですが、ロスカットを避けるためにも余裕のある資金で運用することが必須となります。
FTSE100の過去のチャートを分析すると、2008年リーマンショックでは2,800円下落しており、過去10年で一番大きく下落した2015年のチャイナショックでは1,400円下落していることが分かっています。
2800円の下落に耐えうる資金は2800×100=28万円であり、1400円の下落に耐えうる資金は1400×100=14万円となります。
よって、一番安全な考え方は、リーマンショックでも耐えられる28万円に必要証拠金を足した30万円でFTSE100を買うことです。
この場合、配当金と金利の去年実績が22,216円なので、配当金だけで7.4%となります。
十分魅力的な投資です。
しかし、実際にはすぐにリーマンショック級の暴落がくることは想定されず、かつ、リーマンショック時も一日で2800円分急落したわけではありません。
さらに、保有し続けることで確実に配当金分がプラスとなります。
これらの事情を考慮すると、まずは過去10年で最も暴落したチャイナショックを目安に15万円で取引を開始しても問題なさそうです。
この場合でも、年利15%が想定され、とても魅力的な投資となります。
このように、証拠金取引の場合は、いくら余裕資金を口座に入れて運用するかは個人のリスクリターンの許容度によって異なります。
ついつい利益を追求してしまいがちになりますが、自分が設定した運用資金の場合、どの程度の下落でロスカットになるかを事前に把握した上で運用開始するようにしましょう。
まとめ
くりっく株365は、配当金生活を目指すことも可能な初心者に大変おすすめの金融商品です。
現在最も成績の良いFTSE100は、去年の実績から配当金だけで年利7.4~15%が期待できます。
手数料最安で限定タイアップキャンペーン中のひまわり証券でお得に始めましょう。
2,000円キャッシュバックの条件は、申込時点から60日以内にひまわり証券くりっく株365で新規5枚以上の取引となっており、その条件で運用した場合のシミュレーションも公開していますので、良ければこちらの記事もどうぞ。