こんにちは。水玉あいです。
コインチェックといえば、2018年にコインチェック事件があったので、仮想通貨に詳しくない方でも聞いたことのある取引所口座ではないでしょうか。
コインチェック事件:
2018年1月26日、仮想通貨取引所「コインチェック」が外部からのハッキング攻撃を受けたことによって、580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が盗難された事件
そんなコインチェックですが、実は事件後も順調に口座開設数は伸び、2019年は国内仮想通貨取引アプリダウンロード数No.1(データ協力:App Annie)を獲得しています。
(出典)コインチェック公式サイト
今回はそんなコインチェックのメリット・デメリットから口コミ・評判まで徹底解説します。
コインチェックは、仮想通貨を用いた様々なサービスを提供しているので、あなたにあったサービスがきっと見つかりますよ。
こんな方におすすめ
- 仮想通貨の投資でできることを知りたい
- コインチェックの特徴を知りたい
- 仮想通貨取引の口座をどこにするか迷っている
コインチェックの運営会社は
コインチェックは、コインチェック株式会社によって2014年より運営されています。
コインチェック株式会社は、現在暗号資産交換業の登録番号を取得しており、一般社団法人日本暗号資産取引業協会、一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会および一般社団法人日本ブロックチェーン協会に加入しています。
国内で暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには、金融庁・財務局への暗号資産交換業の登録が必要となっており、この登録が完了していない交換業者は、日本国内居住者向けた暗号資産の取引サービスを提供することができません。よって、暗号資産交換業の登録番号の取得の有無は、運営会社の信頼性を確認する手段の一つといえます。
さらに、東証一部上場企業であるマネックスグループ株式会社のグループ企業です。
事件後にマネックスグループ株式会社のグループ企業となり、暗号資産交換業の登録番号を取得したことで、着実に業者としての信頼性を高めユーザー数の獲得につながったものと考えられます。
コインチェックのメリット
ユーザビリティが高い
コインチェックは、ユーザビリティが非常に高くスマホから最短10秒で簡単に仮想通貨が買えます。
コインチェックの操作性の高さには定評があり、初心者の方にも使いやすいと人気があります。
取扱通貨が豊富
コインチェックでは、国内最大(2021年2月時点、コインチェック社調べ)の15種類の仮想通貨が購入できます。
・ビットコイン(BTC)
・リップル(XRP)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・リスク(LSK)
・ファクトム(FCT)
・ネム(XEM)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・モナコイン(MONA)
・ステラルーメン(XLM)
・クアンタム(QTUM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・アイオーエスティー(IOST)
・エンジンコイン(ENJ)
メジャーな仮想通貨であるBTC、XRPおよびETCはもちろんのこと、日本で初めて誕生したMONAや2019年にローンチされたIOSTまで非常に幅広く取り扱っています。
2022年3月時点でIOSTが売買できる国内の取引所口座はコインチェックだけですよ。
様々な仮想通貨に投資したい方には嬉しいですね。
セキュリティが高い
コインチェックは、コインチェック事件があったからこそセキュリティ対策には力を入れています。
その主な対策は、2段階認証、コールドウォレットおよびシステム監査の3点です。
2段階認証を用いることにより、第三者の不正使用やログインを防ぐことができます。
さらに、仮想通貨の管理にコールドウォレットという方法を用いており、購入した仮想通貨が安全に守られる仕組みとなっています。
コールドウォレット:
インターネットに繋がっていないウォレットで仮想通貨を管理することを指し、ハッキングに強いシステムと言われています。
システム監査では、国内外の複数の情報セキュリティ企業等を通して、情報システムの信頼性、安全性、効率性が保たれていることを確認しています。
多様なサービスを提供
コインチェックは、仮想通貨に関する以下8つのサービスを提供しています。
電気やガスといった分野にまでサービスを拡大しているのは非常にユニークですね。
・仮想通貨の売買
・Coincheckつみたて
・貸仮想通貨サービス
・Coincheckでんき
・Coincheckガス
・Coincheckアンケート
・仮想通貨の送金
・日本円での引き出し
仮想通貨の売買
仮想通貨を用いた最も一般的な取引です。
仮想通貨の売買には、販売所と取引所の2種類の方法があり、それぞれの特徴をよく理解した上で売買を行いましょう。
販売所 | 取引所 | |
特徴 | Coincheckとユーザーのあいだで売買を行う | ユーザー同士が売買を行う |
メリット | 初心者にとっても操作がわかりやすく、即座に交換できる | 販売所よりもコストが安い |
デメリット | 取引所よりも若干コストがかかる | 売り手と買い手の条件が一致する必要があり、すぐに売買できないこともある |
Coincheckつみたて
投資の積立は、投資信託等でも主要の投資方法の一つで、つみたてNISA等で馴染みのある方も多いと思います。
金融商品の値段に関わらず、一定の間隔で一定の金額を積み立てることで、値段が高いときには少量、値段が安いときには多量の金融商品を保有することが可能になるため、特に投資初心者におすすめの手法となっています。
例えば、2018年10月から毎月1万円ずつビットコインを積み立てると1年後には元本と比べて約1.8倍に増えることがシミュレーションされています。
コインチェックは、毎日あるいは毎月1万円から自動で仮想通貨を積み立てることができます。
仮想通貨を毎日自動で積み立ててくれるのは、現在のところコインチェックのみです。
*2021年1月18日より、ビットフライヤーでも毎日積立サービスが提供されることになりました。
値動きの激しい仮想通貨なので、毎月よりも毎日の積み立ての方がリスク分散になりそうです。
口座振替手数料や積立サービス手数料等の手数料が無料なのは嬉しいですね。
取り扱い通貨は、BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, LTC, BCH, XLM, XEM, QTUM, BAT, IOSTおよびENJ で順次追加予定です。
貸仮想通貨サービス
貸仮想通貨サービスとは、定期預金に近いサービスであり、仮想通貨を一定期間貸し出すことで期間満了後に利用料が最大年率5.0%追加され払い戻されるサービスとなります。
コインチェックの取り扱い通貨すべてで利用することができ、貸出期間は14日間・30日間・90日間・365日間と多様な選択肢が用意されています。
仮想通貨は、短期売買するよりも長期保有している方が多いと思いますので、長期保有するより貸仮想通貨サービスを利用した方が利用料分お得になりますよ。
コインチェックの口座を開設し、貸仮想通貨アカウントに入金後、任意の通貨と数量を貸し出し申請すればサービスの利用ができます。
Coincheckでんき
Coincheckでんきは、その名の通り電気を提供するサービスで、下記の2通りのプランがあり、いずれのプランも電気料金が割引されるお得なプランとなっています。
・ビットコイン付与プラン:電気料金を現金で支払う場合、料金の最大7%をビットコインで還元する
・ビットコイン決済プラン:電気料金をビットコインで支払う場合、料金の最大7%を割り引く
ビットコイン付与プランでは、これまでと同じように電気料金を支払っているのに毎月ビットコインが貯まっていくことになります。
実質無料で手に入ったようなものなので、ビットコインの価格の上下も気にせず気楽に保有することができますよね。
Coincheckでんきは全国で対応しており、コインチェックの口座を無料で開設することでサービスに申し込むことができますよ。
国内・海外で発電実績豊富な丸紅グループの電力会社「丸紅新電力」と提携し、安定して電気を届けるので安心してください。
Coincheckガス
Coincheckガスは、Coinceckでんきと同様のサービスで、下記の2通りのプランがあります。
・ビットコイン付与プラン:ガス料金を現金で支払う場合、料金の3%をビットコインで還元する
・ビットコイン決済プラン:ガス料金をビットコインで支払う場合、料金の3%を割り引く
Coincheckガスは、使用できる方が限られており、現東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県、茨城県・栃木県・群馬県に居住している東京ガス(都市ガス)を利用している方のみとなっているため、対象の方は利用を検討してみてもよいですね。
ガスの品質は変わらずこれまでと同じ方法で提供されるので安心してください。
Coincheckアンケート
国内最大手のインターネット・マーケティング・リサーチカンパニーであるマクロミルと連携したサービスで、マクロミルに掲載されているアンケートに答えてもらえるポイントをBTC、XRPおよびETHに交換することができます。
空き時間にコツコツとアンケートに回答することで、お金を支払うことなく仮想通貨が手に入る驚きのサービスです。
アンケートには、Webアンケート、日記形式アンケート、オンラインインタビュー調査、商品モニター、座談会および会場調査と多数の種類があるため、自分にあった方法が見つかりやすいのも嬉しいですね。
コインチェックの口座を無料で開設し、マクロミルに無料で登録することでサービスを利用することができますよ。
仮想通貨の送金
サイドメニューの「コインを送る」を選び、送金先を指定することで、任意の宛先に仮想通貨を送ることができます。
日本円での引き出し
サイドメニューの「日本円を出金する」を選び、引き出し額を入力することで、保有している仮想通貨を日本円に交換して引き出すことができます。
数営業日のうちに、登録した銀行口座に日本円が振り込まれます。
コインチェックのデメリット
アルトコインは販売所でしか売買できない
仮想通貨の売買には取引所と販売所がありますが、コインチェックではビットコイン以外の通貨は販売所でしか売買できないこととなっています。
取引所と比較して販売所の売買は手数料が高めなので、気にする方にはデメリットと言えるでしょう。
レバレッジ取引ができない
コインチェックは、2020年3月13日をもってレバレッジ取引を終了しました。
リスクという観点からは良いことですが、レバレッジ取引をしたい方にとっては残念な点になります。
コインチェックの口コミ・評判
コインチェックの口コミや評判をネットで集めました。
やはり、使いやすさに定評のあるコインチェックなだけあって、使いやすいという声がありますね。
コインチェックは、購入手数料が無料というメリットもあるようです。
どうやら、コインチェックの事務手続きには時間がかかるようです。
コインチェックの口座開設
コインチェックの口座開設は、下記のたった4つのステップで簡単に完了します。
step
1メールアドレスとパスワードでアカウント登録
step
2SMS認証
step
3本人確認
step
4二段階認証の設定
まとめ
最も有名な国内取引所の一つといえるコインチェックですが、現在仮想通貨を用いた多様なサービスを提供しています。
普段の公共料金の支払いやアンケートへの回答など投資元本ゼロ円で仮想通貨が手に入るサービスがあるのは嬉しいですね。
仮想通貨への投資を考えているなら、開設しておいて損はない取引所口座となります。